こんにちはサーフコーチ林です。
今日は、これは去年の10月末の出来事からお話しましょう、、、
僕はサーフコーチの事業を始める前から、ウエットスーツの業界にいました。
なので、今年で19年ウエットスーツの企画と販売に関わっています。
去年の10月末にオーストラリアに住んでいる妹から、こんなラインをもらいました。
ヤヴァイウエットスーツ買った!
色々なメーカーを試着したけど、マジでやばいよ!
なんか、姿勢が全然違うー
って。
いやいや、大したことないでしょう〜〜
それほどでも無いはずだよ〜〜〜
誰に言ってんのよ(笑
ってタカをくくっていたのですが、めっちゃ絶賛されたので気になるじゃないですか(笑
なので、オーストラリアから取り寄せてみました。
コレは確実に、負けている(;゜ロ゜)
1週間半ほどして、ウエットスーツが届きました。
まずは、試着してみて、おお、コレは軽くて超伸びる。
着心地もかなり良い。
正直な所、過去最高のフィット感。
そして、早速、海で使ってみたのです、、、
パドルした瞬間、これはヤバいと思った。
腕は良く回せるし、動きにも生地がストレスなく付いてくる。
そして何より、このウエットスーツは本当に着てる感じがしない。
海から上がるときに、”そういえばウエットスーツを着ていたんだっけ”って忘れるくらいに。
11月の中旬で2x3mmのフルスーツで海に入っていても、着てることを忘れるくらいにストレスが無かった。
これは、マジでヤバイよ、うちのウエットスーツ負けてるわ、、、完敗ですわ、、、って痛感しました。
うちのウエットスーツはサポート機能を備えるウエットスーツだから、セミドライは3フルよりも腕が軽く回せるし、フルスーツも動きやすくてシーガルよりもラクに動ける。
って過去に数え切れない位に感想をもらっている。
しかし、取り寄せた限定モデルのウエットスーツは、ウエットスーツを着たときに感じるストレスがほとんど無い。
なぜ、コレを実現出来ているんだ?
特に立体裁断になっているわけでも無いのに、、、
実際に吊してみると、凄く奇妙なシルエット。
考えられる要因を限定モデルのウエットスーツを分析してみた。
腕のパーツから胸や背中のパーツ構成と両腕を上げた、ダイビングタイプのパターン。
これらが、肩周りの負荷をなくしている。
両肩にウエットスーツの重みが乗らないので、肩周りの負荷が全くない。
だからウエットスーツを着ても、カラダのバランスが崩れない。
この辺は、うちも7年以上前から当たり前に採用している・・・
それといった特徴もなさそうだしなぁ、、、
しかし、うちには何が足りてないのだろうか???
と何日もウエットスーツの見て考えました。
着てる感じがしないのはココにあった
このモデルは、胸から上が2mmの厚みだから、胸が動きやすくなっている。
だから、背骨の動きの制限が減り体幹も動かしやすくなっている。
やはり胸を動かしやすいと動きが圧倒的に軽くなる、という事に気付きました。
そして伸縮性が凄いのと相まって、着ている感じがしないを実現させている。
カラダを使う時の原則として
「腹部は安定させて、胸部で動きを出す」
というセオリーをウエットスーツで実現している、ということに気付きました。
ブラジリアンのCT選手が取り入れている、ジョイントbyジョイントというメソッドでも同じ事を言っていますし、日本の武道ならば上虚下実という言葉も同様の事を表しています。
「腹部は安定させて、胸部で動きを出す」
つまり、背骨を安定させながら胸部の動かしやすさを出せば、
この着ている感じがしないという感覚に近づけるだろう、、、と確信し、速攻でプロトタイプを設計しました。
既に、3年程前からテストしているテーピング無しのモデルに新たなコンセプトを追加し、プロタイプを改良・設計。
肩関節〜胸上部の動きやすさ実現するために肩周りと腕周りを2mmに変更。
そして、エントリー部も2mmに変更。
既に導入済みの、ウエスト部にコンプレッションを導入して、腹部の安定させて、肋骨を下から持ち上げて胸の動かしやすさを出す。
そして、今まで使っていたNESLよりも伸縮性のあるマテリアル(ネオプレーン)を選択。
こんな風に独自の設計を追加しました。
そして、数ヶ月後、、、
そして、数ヶ月後にプロトタイプの2x3mmフルスーツが届き、スグに試着をしてみました。
おおお、これは思っていた以上に良いかもしれない!と興奮をしました。
もう、ウエットスーツを着て何年もこの興奮は無かった!
って思いましたね〜^^
そして、実際にサーフィンで使ってみたら、予想を超えて良かった!
着ている感じがしないというコンセプトを実現しているじゃないですか!
あの限定モデルを凌駕できたと確信しました。
事実、既に2x3mmのR0 Freedom Air使ってくれている人は
- オーダーしたシーガルよりもパドルが軽い
- 腕が気持ち悪い位に軽くて、最初は戸惑いました
- 4時間サーフィンしても、ラクラク
ってレビューを残してくれていますし、レビューの平均は☆4.3と高評価です。
今までは特許を取得したテーピング技術とコンプレッション技術でウエットスーツのネガティブな面をサポートしていたのだけど、パーツ構成と設計だけでもこんなに変わるのか!と実感しました。
やはりカラダの動かしやすさは背骨が極めて重要なんだなと、改めて思いました。
そして、「腹部は安定させて、胸部は動かしやすくする」これを実現するとカラダの動かしやすさは段違いで変わるんですよね。
この新しいコンセプトは全てのモデルに導入済みで、Airシリーズで展開中です。
特に冬のウエットスーツは重たく動き辛いものが、いまだに多いのが事実です。
- 冬になった途端にサーフィンが下手になった・・・
- テイクオフで足が引っかかる事が増える・・・
- シンドく動き辛い・・・
と感じている方も多いですよね。
冬のウエットスーツは2-3年使うとおもいますが、その2-3シーズンもストレスを我慢しながらサーフィンする事になります。
折角、良い波を取れたのにテイクオフで足が引っかかたりしたら、残念な気持ちになりますし、その現場を他の人に見られていたら恥ずかしい、、、と感じるかもしれません。
20分もすれば肩がパンパンになり、体力が尽きるのが早くて良い波が来ても乗るのを見送る、、、
こんな事もあるかもしれません。
しかし、新しいコンセプトを導入したウエットスーツならば、「セミドライでも着ている感じがしない」とまでは行かなくても、3フルよりも腕は軽く回せてカラダもスムーズに動かせます。
なぜなら、「腹部は安定させて、胸部は動かしやすくする」これを実現しているからです。
もしかしたら、無駄に体力が消耗するのも、減らせるかもしれません、、、
※効果は人により体感値がかわるので、効果を約束する事は出来ません
もし、あなたが2-3年の冬のシーズンを無駄にしたくない、棒に振りたくないと思うのならば、この冬に選ぶのはこのモデルです。
R7 Performance Air セミドライ
3フルよりもパドルが軽いと感じなければ、全額返金します
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