良い波によく乗っていく人と
1ラウンド2-3本で終わってしまう人
この違いは何?

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From:トップサーファー育成プロデューサー林英祐

あなたは今まで、サーフィンで
こんな事と感じたたことありませんか?

サーフィンを楽しみにしてて、実際に海に入ったら全然乗れなかったり、コンディションや潮周り・風向きなどが合わずにイマイチ乗れなかったり、、、
波情報で点数の良いところにいくと、必ず混んでいるのでストレスを溜めて海から上がってしまう・・・
人が少ない時間に入っても、いつも何人かの同じ人が良い波を取ってしまうので、あまり乗れずになかなか楽しめずにいる。

もし、あなたがサーフィンこんな風の思ったり、感じたりしているのならば、このコラムはぴったりです。このコラムを読み終わる頃には、どういう事をしたら波に乗る本数を増やせるのか?が分かるはずです。

これは、僕も経験したことがあるのですが、都内から週末にサーフィンに行くと、波が良いポイントは必ず混んでいます。
良い波は決まってローカルの人が乗っていったり、潮が多くてなかなか割れない波質だったりすると、パドルばっかりしてなかなか乗れずにイライラするなんと事はしょっちゅうありました。
とはいえ、波に乗れている人は乗っているわけですから、なぜだろう?なぜオレは乗れないんだ!!ってモヤモヤしてしまうわけです。

もちろん、このコラムを読んだから、これらの悩みやイライラが一気に解消して乗りたい波に乗れるようになるという夢のような状態、、、などと言うことはお約束出来ません。
しかし、お約束出来るのは、このコラムを読みおわるころには、そいったストレスと混乱の原因と対策方法を知る事が出来ます。

たとえて言うのならば、何となく身体の調子が悪い状態で病院に行ったら「コレが原因ですね」「そして、薬はこれです」と診療してもらえるようなものです。実際のサーフィンに関していえば、薬などはないので、対策となる行動をあなた自身が取っていかなければならないのは言うまでもありません。

しかし、何をするべきか?これが明確になれば、行動力のあるあなたは、きっと1つずつ実践をして変化と成長し、現状の問題を1つずつ解決して行く事が出来ると信じています。

あなたは今、何をやればいいのか?何が正しいのか?何を信じればいいのか分からなく、モヤモヤしている状態だと思います。
まるで濃い霧の中を歩いているような状態ではないでしょうか?その霧が晴れて、ゴールまでの道のりが見えたら、後は迷うことなく一気に走りきってしまえるでしょう。

僕も以前は、波ってよく分からなかった

サーフィンが一番難しいのは、毎回同じ波が割れないことですよね。特にビーチブレイクは毎回違うので、波が全然分からない・・・
初めて入るポイント、国内や海外トリップ、波に乗れなかったら、全然楽しくないですよね。

波が分からないから波に乗る本数が増えず、他の人に波を取られてしまったり、いつも同じ人が良い波を乗っていく。
ましてや、良い波だと思ってテイクオフしたら、ダンパーだったり、波が厚くなって割れなかった・・・という事はサーフィンに行く度に起きていました。

昔、サーフコーチングのアシスタント時代に言われたことがあります。

「林は波が全然見えてない」

こう言われて、毎回思った事が

  • どうやって波を見たらいいのか?
  • 波が見えてないって言われても、見る方法を教えてくれないのか?
  • 波を見る目ってどうやって養うの?

って事でした。

「もっと波をよく見ろ」ってアドバイスされても、自分的には、めちゃくちゃ波見ているんだけどなぁ〜って思っていましたし、、、残念ながら、それを教えてもらうことは一切ありませんでした。
こんな風に何年もモヤモヤしていました。

波って毎回違いますし、選ぶのも難しい。
そして何処を見たら波が見えるようになるのか分かりませんでした。
ピークは見ているつもりで、ピークが違っていたいり・・・
結局どうやったら波が見えるようになるのか?良い波をえらべるのか?は、分からずじまいでした。

良い波を乗っているつもりでも、
良い波にのれてなかったプロ

僕のサーフコーチングを受けてくれている女性のプロサーファーがいました。
彼女は、僕の所に来てくれるまでは他のコーチに指導を受けていたのです。

プロのなので良い波に乗ってバンバンアクションを入れるのだろうな〜って思っていたのですが、なかなか良い波に乗れず、むしろなぜその波に乗る?という波に乗っていました。なので、なかなかいつもの練習やトレーニングの成果を出せないでいました。

この女性プロもそれまでのコーチから「もっと良い波を選ばないと勝てないよ」とか「なんでそんな良くない波をえらんでるの?」って言われていたそうで、彼女の中では良い波を選んでいるつもりだったと言っていました。

プロでもサーフコーチと言われる人でも、波の選び方や見分け方は、実はもの凄く曖昧で感覚的だったりします、、、

自分は一番良いピークには
行ってはいけないと思っていた

以前、サーフコーチングのコースを受けてくれたサーフィン初級者の倉田さん(46歳男性)は週1回サーフィンを続けていました。

1ラウンドで多く乗れても5本位で、テイクオフしても岸に向かって真っ直ぐにスープライドするだけ。
サーフィンのキャリアは10年程あるのに、なかなか乗る本数が増えないし横に行けることも少ない・・・
いつも良い波乗る人は同じで、自分はピークから外れた所で波待ちしている事が多かった。むしろ、自分は一番良いピークにには行ってはいけないと思っていた・・・

と倉田さんは言っていました。

そして、波が来たら波に乗ることで頭がいっぱいになってしまい、パドルをし始めたら頭が真っ白になってしまうそうです。
何をしたら良いのかも分からず、来た波に乗ろうとしては乗れないという事を何年もずっと繰り返していました。
いつも同じ人ばっかり良い波を取って、自分はいつもおこぼれの波に乗っているだけで、もっと良い波乗りたい。
遠慮してピークを避けて波待ちして、海に浮いている時間がもの凄く多い。

けれど、波に乗りたいけど、いつも横の人に競り負けてしまい、段々とイライラしてきて、モヤモヤした状態で海から上がる。
「せめてあともう少し、波に乗る本数が増えるだけでもっとサーフィン楽しくなるのになぁ」と感じながら海から帰る、、、こんな状態が何年も続いていたそうです….

こういうことが起きてしまう
たった1つの原因とは?

僕を含め3人も問題は、僕やこの人達だけの問題ではなく、実は殆どのサーファーが抱えている問題です。
そして、この3つのケースは、一見違うようですしレベルもバラバラですよね。けれど、ルーツは全く同じなんです。
もしかしたら、あなたも同じ様な症状が出ているかもしれません。

なぜ、こういう事がおきてしまうのか?こういったことは1つ1つがバラバラで違う事と思われがちですが、本当の原因があります。それは、波を読み選ぶという基準がないからです。

サーフィンは波に乗るものなので、波は基礎中の基礎なのですが、この基礎が全く知られてないし理解されていません。
そのために、サーフィンは難しく波に乗れるようになるという事がもの凄くハードルの高いものになってしまっている要因なのです。
特に、この波という要素は自分で掴んでいくものった思われていたり、感覚やセンスが必要と思われたり言われたりしている部分です。
ですが、波を読み選ぶという基準がないのは、あなたのせいではないので安心してください。
明確な波の読み方や波を選ぶ基準、波の何処に合わせるのか?がわかれば、センスや経験などは関係ありません。

ここで僕が2015年に、どんなコンディションでも安定して良い波が選べるようになった発見について話して行きます。
それまでは、実際にサーフコーチングをしてても、波の選び方や使い方のレクチャーが曖昧でした。実際に具体的に詳しく明確に波がどうなっているのか?って、それまでは教わったこともありません。このままでは、アカン・・・と危機感を感じました。

2013年にサーフコーチングの事業を始めてから、2015年にI.S.A.(オリンピックを主催した組織)のサーフコーチングライセンスを取りにオーストラリアに行きました。
ISAのサーフコーチングライセンスを取る際に、波の正しい概念を知り衝撃を受けました。それは目から鱗でした。流石、サーフィン最先端といわれるゴールドコーストだなぁ〜と。

地形が読めれば、乗る本数はスグに2・3倍に増える

まず、なぜ波が割れるのか?この原則を知らなくては波に乗れません。
それは、地形です。地形が読めれば、波が何処で割れるのか?が分かります。

うねりが沖あいから入って来て、浅い地形の海底にあたることで、うねりが盛り上がり波が割れます。なので、この地形という要素は極めて重要なのです。
しかし、この地形のことを海の中で考えている人は殆どいなくて、波の事ばかり考えています。

オーストラリア習った事は、地形を読むときに深い場所と浅い場所の2つを必ず見てゆきます。
深い場所で波待ちしていれば、波が入って来ることは殆どありませんよね。
浅い場所にいれば、波をくらったり、乗ってくる人の邪魔になってしまったり、シンドクなってしまいます。
地形を読んで浅いところと深い所のキワで波待ちするのが、波に掘る本数を増やせるようになる秘訣です。

また、地形を読めれば波が割れる良い場所の近くにいる事が出来るので、かなり有利になります。

よく波乗る人やローカルで良い波に乗っていく人は、何となく地形を把握しています。この辺にいれば良い波が割れるという事が分かっているので、いつも良い波に乗れてしまうのです。
センスとかではなく、地形を何となく把握しているからなのです。

しかし、浅い場所や深い場所という事に関係なく波待ちしていたり、入って来た波を追いかけていれば、波に乗る本数を増やす事が出来ないのです。

砂がついている浅い場所が何処にあるのか?これを把握しているだけで、乗る本数は増やせます。
そして、深い場所がわかると、どこにいれば良いのか?という正確性が増し、何処にいるべきか?という基準が出来るので、波に乗るのがラクになります。

地形を読んでいくことは難しい事ではなく、海に書いてある情報をピックアップしていけばスグにでも出来るようになります。
事実、地形を意識してサーフィンするだけで、乗る本数は2・3倍にスグに増えるという人はざらです。サーフィンで一番最初にやるべき鉄則です。

波の力を最大効率で使える唯一の場所

オーストラリア教わったのが、いわゆるパワーゾーンと呼ばれている場所で、サーフィンすべき波の具体的な場所です。
パワーゾーンには共通する形があり、常に同じ特徴があります。
これは波が良いときでもオンショアのジャンクの時でも変わりません。
なぜなら、波が割れる原理だからです。

パワーゾーンにはボトム、ポケット、フェイスと3つの要素があります。

  • ボトムはピーク(うねり)の前のフラットな所
  • ポケットは、ピーク、うねりの掘れているボトムの端
  • フェイスは、ポケットのボトムの端から進行方向のセクションまで

この3つがあります。

基本的にベストなテイクオフはポケットからしかできません。
このポケットが一般的に言われているパワーゾーンだったりします。
しかし、一般的にはパワーゾーンの定義が狭いので、波を見るべき要素が足りていません。
ですがボトム・ポケット・フェイスの3要素が見えるようになると、波を見て乗るべき場所の基準が明確になります。

そして、テイクオフは波のパワーを使えって言われていたりします。
このパワーを使える唯一の場所が、波が割れる前のうねりのボトムになります。

もしかしたら、2-3回の少ないパドルでスムーズにテイクオフしている人や動作を見た事があるかもしれませんよね。この人達は、何となくボトムに合わせているのです。

うねりの段階でパワーゾーンのボトムに合わせると、波が割れるときのうねりの下からトップに水が流れるリフティング・フォースと言われている力を、ボードのノーズエリアから使う事ができるので、
スーッとボードが抵抗なく走って加速するプレーニングを使う事が出来るようになります。

つまり、波に押されるのではなく、ボードが加速する原理を使ってテイクオフが出来るようになります。このプレーニングが波に押されているという感覚をもたらしてくれています。

奥から割れている波でもうねりの段階のパワーゾーンのボトムに合わせれば、プレーニングを使ってテイクオフする事が出来ます。
もちろん、一番奥からも乗ることが出来ます。
そしてテイクオフのパドルも少なく出来るので、余力を残せてライディングに入れるようになります。

見る場所を広くすれば、ピークのズレがなくなる

僕がサーフコーチングしててよくある事があります。
ピークと違う場所から乗ろうとしてしまう方に、共通することなのですが、、、、

無意識で見ている場所がもの凄く狭いという事があります。
視界に入った中だけで、ピークを判断してしまうという事が、結構多いです。
うねりの幅は30-50m位あったりします。
頭位になれば50m以上の幅があったりするのですが、自分の視界なかだけだと5-10m位しか見えてなかったりします。ここは意外と自分では気が付けない所です。
なので、うねりという全体像を捉えてないので、ピークがズレてしまうと事が起きてしまいます。

波が割れる要素には、地形とうねりという2つの要素があります。
地形を把握して、うねりの全体像を把握しなければ、パワーゾーンのボトムには合わせられません。
そして、うねりの全体像を把握することは、波を理解して把握する一番最初のステップでもあります。
波を読んで選んでいくための基準を作る一番最初のステップです。
なので、パドルしている時や波待ちしている時に、視界を広く出来るようになる事がポイントです。視界が広くなると、沖合の遠くまで視界を伸ばす事が出来ます。

日本のプロサーファーでパイプライナーで名前が知られている方は、見ている所が半端なく広かったです。
かなり沖合の少しの反応を見て、そのセットの波を乗りに行っていました。
頭位のコンディションだだったのですが、300m位沖に入って来たセットのうねりを見ていました。
沖合のうねりで反応出来るようになるためには、視界の横幅を広げることがポイントです。

この見る場所を広くすることは、結構簡単に出来るようになります。
沖に出るときや、波待ち中にやる事で、視界を広くする事が出来ます。

前後・左右の波が割れる位置は海に目印がある

波が入ってきて、この辺で割れるだろう・・・って思って、合わせに行ったら、波を被ってしまったり、波が割れなかった・・・
ほかには、ここから乗りたいとか、ピークを避けてショルダーから乗ろうとしたら、全然ボードが走らずにパドルしてパドルして、なんとか乗れた。
波が掘れてきて、自分の乗りやすい角度になるのをまってると、全然のれない・・・という事あったりしますよね。

サーフィンでテイクオフが出来るのは、うねりの状態でパワーゾーンのボトムのみです。
パワーゾーンのボトムに合わせない限りスムーズなテイクオフは出来ないのです。
もちろん、ポケットからもテイクオフ出来ますが、パドルでスピードを付ける必要があります。

よく例えで使うのですが、、、

野球でバッターが外野にフライを打ったとします。
この時に外野手がココに来るかもと、ボールを見ずに予測して動いたら、フライをキャッチ出来ませんよね。
ボールの打球を見て予測し、そして動く、ボールを見続けながらキャッチしに行く。だからフライが取れますよね。

どういう事かというと、波はココで割れると予測して動く事は素晴らしいのですが、パワーゾーンを見続けてパドルをしないといけないのです。
サーフィンはパワーゾーンから目をした瞬間に、ズレが起き始めてしまうのです・・・なぜなら、常に変化をしているからです。
これがテイクオフを難しくしている原因でもあります。

けれど安心してください。
何処で波が割れるのか?という事を予測するのは難しそうに思えますが、これも地形と一緒でたいていの場合は海に目印があったりしします。前後、左右の位置は、地形が読めてきたら、事前に何処で割れるのか?という情報をピックアップするだけです。なので、セットが入り始める前に、あらかじめパワーゾーンのボトムに合わせやすい場所が把握出来ます。
そうすると、あとは、パワーゾーンのボトムに合わせるだけになるので、サーフィンがどんどんとシンプルになってゆきます。

良い波とイマイチな波にはパターンがある

良い波に乗ったと思ったら、その後にもっと良い波が入って来るって事よくありますよね。
セットのうねりが入ってくる方向って、その日にもよりますが、最低でも2つの方向から入ってきます。常に同じ方向から入ってくることは殆どないのです。
ポイントによって特徴があるのですが、良い波になるセットのうねりの方向が必ずあります。

たとえば、正面から入って来るセットが良い波になる。
しかし、右から入って来るセットは厚くてボトムがなくてイマイチ。

このような事は色々なポイントで当たり前にあります。良い波だけを乗っていく人は、セットのうねりの入って来る方向を何となく理解しています。
そして、それぞれの方向からセットのうねりが入ってくるのには、一定の周期があったりします。

コレは潮が止まったりしない限り、かなり正確に入って来るものです。つまり、何分間隔で入って来るか?ということです。

例えば正面から入って来るセットがあるとします。その正面から入っているセットが入ってきたら、時間を見て次にセットが入ってきた時間を見て、何分間隔で入ってきたか?を把握します。

大抵の場合は、その間隔で正確に入って来ることが多いです。そうすると、そろそろ入ってくるなという予測が出来るので、周りの人よりも早く動き一番良い場所を取れるようになります。
良く波に乗っている人って、腕時計をして海に入ってる人が多いです。

事例ででた倉田さんという男性の方は、セット間隔を計り、海に書いてある情報をピックアップして行くことで、そろそろ何処にセットの波が入って来るかなと予測出来ることで周りよりも速く動け良い場所を取ることが出来るようになりました。
良い場所を取ってしまえば、他の人はこの人の波だなと思うようになるので、競争率が減り自然と乗る本数は増えます。

さらに、時間的な余裕もうまれるので冷静に波を取る事が出来るようになり、波を選んでから良い場所を取り、そして波を取りに行くというスムーズな流れを作る事が出来るようになりました。

その結果、サーフコーチングの2回目で「200人位いる混んでいるポイントで90分という短い時間で21本も乗ってしまい、インサイドまで波を乗り継げるようになってしまいました。」
胸肩のファンウェーブ、たまに頭位の大きめのセットが入って来るというコンディション。それまでは1ラウンド3-4時間はいり、乗る本数が3-5本だったのにです。

今までともの凄い差が出てしまい、実際にサーフコーチングをしてて本当に驚きました。まさに、周りからまたあの人が波乗ってるという視線を浴びながらテイクオフをしていました。さらに嬉しいことに、沖に出るのもスムーズになって、インサイドで捕まりにくくなったという、波が読めるとおいしい特典まで付いてきたそうです。

波を選ぶ基準を作る。
これが出来るだけで、波に乗る本数が3倍に

考えれば当たり前なのですが、 サーフィンは波に乗るスポーツですからね。
海に入っているサーファーで地形を読んでいたり、パワーゾーンを把握してサーフィンしている人って殆どいません。99%の人はただ波に反応しているだけなので、確実に優位に立てるようになります。
なので、地形と波が分かって読めるようになると、乗る本数は簡単に3倍以上増えます。
過去に、多い人では5倍以上増えたという方もいる位です。大げさじゃありませんよ、本当の話です。

海に入る前、そして海に入ったら、まずは乗る事にフォーカスするのではなく、浅い場所の近くにいるようにポジションをキープする。そして、乗らない波などでパワーゾーンが読めるようになる練習をする。そうすると、少しずつ乗れる波というのが見えて始めます。ここだけにフォーカスしてみてください。

最初の頃はその日のパワーゾーンが分かるようになるには20-30分と時間がかかるかもしれませんが、続けて慣れれば5分もせずに、その日のパワーゾーンが分かり波の割れ方がわかるようになります。そうしたら、あとはパワーゾーンに入りに行くだけで、波に乗りまくれます。

ホント、パワーゾーンの把握は女性ほどやってほしいなぁ〜って思う事です。
海の中では、どうしても遠慮してしまいがちですからね・・・パターン判別出来れば、高確率で乗りたいと思うピークから乗れるように変わります。

そうはいっても、、、

  • 波が来たら頭が真っ白になってしまう・・・
  • 分かっているけど、なかなかそうはいかないんだよ・・・
  • 人が多いから、どうしても乗る事ばかりを考えちゃうんですよね・・・
  • そんな理想や理論通りに実際のサーフィンではできないよ、、、

って、思いますよね。
実際にサーフィンではできっこないって言われたりします。
それはそうで、全部を一気にやろうとしてしまうから、ハードルが高くて難しそう・・・って思ってしまうのです。

波を選んだり読んだりするのが分かってはいる。でも、できないのが当たり前なんです。
なぜなら、手順を理解してないのだから。

サーフィンにきたのだから、波に乗りたい!乗らなきゃ意味がない!
だからどうしても今までと同じ方法に戻ってしまったりします。
そして、海から上がったときに、すっかりテーマを意識する事を忘れてしまった・・・よくあったりします。

全てを一緒にマルチタスクでやろうとするのではなく、
順番があるので、その順番ごとに出来るようになって行く。

STEP1:海に入る前に地形を把握する

海に入ってから地形を把握する事は、かなりハードルが高いです。
なので、海に入る前にあらかじめ浅い場所と深い場所を大まかに把握します。
そして、浅いところは何処から何処までなのか?をビーチにマークを付けます。

ビーチにマークを付けるときは、電柱や建物やビーチに落ちているモノを使って、マーキングしてゆきます。
そして、その目印の間をキープするように、基準をつくり波待ちします。

STEP2:パワーゾーンの特徴を掴む

波が見えて読めるようになるには、必ず順番があります

うねりの全体→ピーク→パワーゾーンの3要素

このプロセスです。
これを、乗ろうとする波でいきなりやろうとして100%無理です。
なので、乗らない波や見送る波ででガンガン練習を繰り返してゆきます。
つまり、まずは波を見る順番に慣れる事をやっていくのです。

慣れてくると、段々と乗ろうとする波でも見られるように変わってゆきます。
パワーゾーンにある3つの基準が明確になってゆきます。
最終的に、波を見る事にフォーカスして行く事で波を見る順番が無意識で出来るようになってゆきます。

ちなみに、この波を見る順番を意識していくのは、海に入って沖に出たら必ず最初にやっています。
そうすることで、その日のコンディションのなかで、どんな風に割れるのか?といい基準が作れ合わせる事が出来るからです。

STEP3:パワーゾーンに自ら入り、合わせる

パワーゾーンの特徴がつかめてきたら、あとは、パワーゾーンから目を離さずに合わせに行くだけです。
パワーゾーンのボトムに合わせられれば、一番良い場所を取ることが出来るようになります。
基本的に沖から思いっきりパドルしてテイクオフしようとしている人は、そもそもピークが分かっていませんしズレています。
パワーゾーンが把握出来てくれば、どこがベストばしょか?が分かるので、自信を持って波に合わせることが出来ます。

この3つが出来てくれば、波に乗る本数が増えて、楽しくさが倍増しているでしょう。さらに、人が多くて混んでいるのが嫌いな人であまり波が良くなくても、ストレスが少ない方がよいと考えている人ならば、地形を読んでココ良さそうだなって場所を見つけて、人知れずサーフィンする事も不可能ではありません。

また、苦手な進行方向のテイクオフもあれ?って感じで出来るので、驚かれるでしょう。

さらに、もっとレベルアップして、いつも良い波に乗っていきたいとか、ベストなピークから乗れるるようになりたいとか、大会で勝てるようになるための戦略を立てられるようになるには、うねり方向を特定できるようになって、どのピークから乗るのがベストなのか?
ボードコントールで加速させる方法を、この次のステップをやって行けばOKです。

ここまでできるようになると、台風などで波のサイズが上がっても、どれが良い波になるのか?どこのピークから乗るのがベストなのか?これらが手に取るように分かります。いつもピークから良い波を乗っているメンバーに入っています。

そして、それぞれのポイント、原則は何なのか?という事を学び、波に乗る本数を増やしサーフィンを楽しめる様に変えて行きたいのであれば、ベスト・ウェーブ・マネージメント講座2022がオススメです。

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