From:サーフコーチ林
ウエットスーツの最新モデルを発売するにあたり、プロやライダーではなく一般の方の意見や声が超絶必要です。
なぜなら、ウエットスーツ使うのはあなたであり一般のアマチュアのサーファーだからです。
そして、実際に、冬のウエットスーツでも「ウエットスーツを着てる事を忘れさせてくれる」このコンセプトに近づけたいからです。
このコンセプトの実現に協力してくれる方を21名の方を募集をします。
年齢や性別、そして実力は関係ありませんので、安心して参加してくださいね。
既に、「ウエットスーツを着てる事を忘れさせてくれる」このコンセプトは実際に実現出来ていて、今年発売したR0 Freedom Airはもの凄く好評です。
今回は、R0 Freedom Airのセミドライ版の製品発売前の最終版のテストに参加してほしいのです。
なので、かなり「着てることを忘れさせてくれる」に近づいているので、あなたが損することはありませんのでご安心ください。
こんな風にウエットスーツを選んでいませんか?
- エントリー部の構造をフロントジップ、ネックイン、チェストジップなどを選ぶ
- マテリアルが柔らく、ストレッチ性の高い素材を選ぶ
- パネル数を減らして縫い目や接着面を減らした構造。
実はこれが、大きな間違いです。
これだけでは、着ている事すら忘れてしまうウエットスーツにはなりません。
なぜなら、ウエットスーツを着る事でカラダのバランスが崩れてしまっているから。
そして、カラダの動きの土台である体幹が不安定になっているから、腕が重たいとか動き辛い、重たいって感じてしまうのです。
今から13年前の真冬の事です、、、
真冬のサーフィン、空気も冷たく、水も氷水のように冷たい。
その中、ウエットスーツを着ると腕が鉛のように重たく感じ、サーフィンして10分もすれば肩がパンパンになってしまいパドルするのがやっとで、波を取りに行ってもその時には腕が限界で回せない。
そして、セットの波が入ってきたのに、腕が動かないから波を見送る・・・こんな事はたまにではなく、頻繁に発生したりしていました。もう、当時は本当に冬のウエットスーツは嫌いで、ネガティヴな思いしかありませんでした。
冬でもサーフィンを楽しみたいし上達したい・・・
こんな風に思っていいたので、秋頃から冬のサーフィンに向けてジムに行って肩の筋トレをして、水泳してパドルで使う筋肉を鍛えて持久力をあげることもしていました。
他には、最新のエントリー方式や肩周りのストレスを考慮したウエットも色々とオーダーして試みたりしました。
けれど思ったほど違いを感じらず、相変わらず肩がすぐパンパンになってしまいました。
ある日、いつもお世話になっているカイロプラクターさんとサーフィンの話をしてたら、衝撃の一言がありました。
「肩がパンパンになるのは、肩関節が不安定になっているから起きているよね。
肩関節をサポートすれば、腕や肩はスムーズに回るようになるよ。」
と。
13年前の僕は、それまでは肩周りのストレスをがなければ、肩はスムーズに回せるものだと思い込んでいました。そこで相談に乗って欲しいので、そのカイロプラクターさんに使っているウエットスーツを見せたところ、
「これだとウエットスーツを着ただけで違和感を感じるでしょ?」
っていわれました。え?なぜなの?と聞いたところ、
「このウエットスーツって肩が前に出て、両腕が下がっているでしょ?
これで肩のバランスが崩れてしまうんだよね。
そして、このウエットスーツは構造的に肩にウエットスーツの重さが乗るようになっているよね。
つまり、肩に負荷がかかるようになっている。さらに肩のバランスも悪くさせている。」
と教えてもらいました。
ウエットスーツが吊した状態で、肩が前に出て両腕でが下がっている。これが肩のバランスが崩れる原因になり、さらに、ウエットスーツの重さが肩に掛かるので、更に肩のバランスも悪くさせている。
肩に負荷がかかることで、肩から肋骨と背骨を通じてカラダ全体のバランスが悪化している。
これらが肩がパンパンになる原因でした。
なぜ、こうなるのか・・・を色々と調べて行きました。
肩周りを大きくしたり、大きなパネルを使って負荷を減らしたり、、、エントリー部の改良では、根本的な問題解消にはなりませんでした。
あるとき、工場の社長と話してて気付いたのが問題は型紙にあるということでした。
型紙、つまりウエットスーツの設計が肩に負荷がかかる、古いつくりになっています。
ダイビング型とスイム型の2つがあり、日本ではダイビング型が主流で、両腕が下がった状態つくりになっていて、着ることでバランスが変わってしまいます。
さらに、最近はカラダとウエットスーツが密着する事を防ごうとして、大きめの造りになっていて、肩全体にウエットスーツ全体の重さが乗るようになっています。
これらが要因で、肩のバランスが崩れてしまう事がわかりました。
肩のバランスが崩れてしまうことで、アウターマッスルとインナーマッスルの筋肉のバランスが変わるのでインナーマッスルで肩関節を支えらず不安定になるので肩や腕の動きが悪くなってしまいます。さらに解剖学的にカラダが最も動きやすい状態といわれているニュートラル・ポジションからズレてしまうので動き辛くなるです。
関節はインナーマッスルで支えるという原則があるので、肩関節をインナーマッスルで支えられなくなると全身の筋肉のつながりが解除されてしまし、全身の筋肉のつながりを使えなくなります。必然的に腕と肩の筋肉だけで腕回す事になり、アウターマッスルで腕を回す真因になっています。
アウターマッスルは力はあるけど、持久力が無いので、だから直ぐに肩がパンパンになってしまいます。